認定NPO法人 オリーブの家
団体の活動概要
オリーブの家は、貧困、虐待、DV被害(精神的パワハラ、モラハラを含む)などに苦しみ、さまざまな事情で居場所を失った女性と親子に対し、一時保護ならびに自立に向けた支援活動を行っています。
長年心理カウンセラーとしてさまざまな悩みに立ち会う中で、とりわけ虐待、DV環境に置かれた女性やその子どもの現状は深刻で、行政の枠を超えて支援する必要性を感じ2017年に支援団体を立ち上げました。
当法人は全国にネットワークをもち、岡山県内だけでなく県外にも保護シェルターを確保。相談者一人ひとりについて状況の見立てを行い、必要に応じて食料や生活用品の支援も行っています。また、経済的、精神的な回復は短期間では解決できないこともあることから、シェルターの長期滞在を受け入れ、本人の生活基盤が整い社会的自立ができるまでを丁寧にサポートしています。また個別カウンセリングを通して、マインドコントロールを解き、再び被害に遭わないよう認知特性を学ぶ機会も設けています。


居住に関連した支援対象者
ひとり親家庭(母子)およびDV被害者。
事業および支援内容
一時保護・シェルター事業
貧困、DV被害、ストーカー被害等で苦しむ母子や女性のためのシェルターを用意しています。
自身の家に居る事が難しい方、自身の家を追われた方などを一時的に保護し、それぞれの事情を考慮しながら自立のための支援を行っています。食料や物品の支援をはじめ、半年~1年の長期滞在にも対応しています。
宿泊料:一泊1000円。水道・光熱費:350円(宿泊費には設備・備品使用料、プロによる心のケアも含まれます)※状況によって免除の制度あり。
相談・カウンセリング事業
心理カウンセラーや専門スタッフによる電話相談を随時受け付けています。貧困やDV被害、ストーカー被害だけでなく、離婚相談や対人関係の悩みなど、さまざまな困りごとや心配ごとに対応しています。男性、お子さん、身近で困っている人がいる、という方からの相談にも応じています。※DV等被害者の相談料は初回30分無料
コミュニケーションセミナー事業
貧困やDVを防止するための啓発活動として、津山市や岡山県内でコミュニケーションセミナーを開催しています。また、相談員の方へのスキルアップ勉強会も実施しています。
職業能力開発事業
貧困やDV被害者の経済的自立を図るための活動として、職業能力開発のためのスキルを提供しています。
支援条件
不問(全国から入居可)。
支援申込方法
電話、メール、ホームページのメッセージフォームから毎日相談をお受けしています。第三者からの通報(虐待やDV)も受け付けています。
支援申込連絡先
名称 | 認定NPO法人 オリーブの家 事務局 |
ふりがな | にんていえぬぴーおーほうじん おりーぶのいえ じむきょく |
所在地 | 〒708-0871 岡山県津山市中島232-11 |
電話 | 0868-28-4772/090-2002-1999(専用携帯) |
olivehouse1225@gmail.com | |
URL | https://olivehouse1225.wordpress.com/ |