NPO法人 ピアサポートセンターひといろの実

団体の活動概要


 ピアサポートセンターひといろの実は、主に精神性疾患を抱える方に対して、地域の中でその人らしく暮らせるよう、社会的な自立に向けた支援事業を行なっています。精神性疾患のために通院または入院している方は、長期にわたり日常生活や社会生活において制約を受け、人との関係性や社会的なつながりを失い、自宅にひきこもったり退院後の地域生活移行に不安を抱えたりしていることが多いのが現状です。
 当法人では、リカバリーの概念に基づき、同じような問題や体験を共有する仲間で支え合うピアサポート*活動を中心に、福祉作業所の運営、相談支援などを通じ、地域の人々が互いに支え合う体制づくりを目指しています。
 また、入居支援については、グループホームを運営するほか、保証人が立てられず入居ができないといった方に対して民間のアパートなどへの入居のお手伝いもしています。

*ピアサポート(peer support)=同じような立場にある仲間が体験を語り合い、回復を目指す取り組み。ピアは「仲間」「対等な」という意味。

多機能・共生型事業体「くらしきピアぽーと」
サロンを運営し、仲間づくりや居場所を提供(まりも)

居住に関連した支援対象者


18歳以上の倉敷市内の方で、精神科通院および入院している方、退院後の自立支援が必要な方。リカバリーを目指す方。

支援内容


●ピアサポート支援事業

 精神性疾患の体験をもったピアサポーターがスタッフとして関わり、同じような体験から生じる感情や視点を共有しながら互いを支える支援活動を行っています。
 本人のペースを尊重し、強制したり管理されないゆるやかな関わりをモットーに、安心できる居場所づくりに努めています。

●『つどいの杜まりも』

休止中です。詳しくはお問合せください。

●『多機能・共生型事業体 くらしきピアぽーと』

自立訓練(生活訓練)、生活介護、共生型地域密着型通所介護により、一人ひとりが今までの人生で培った経験や知恵を「心の中にあるくら(蔵)」から出し、活かしながら、自立した生活、安定した生活へ向けた一歩や挑戦、日々を応援しています。

特に、ピアスタッフによる、より対等な視点からの集団プログラムや個別の支援を通じて、本人の主体的な人生を応援しています。送迎可。※長期入院の方も対象です。

●『グループホーム 杜の灯り』

世話人等の支援を受けながら、地域のアパートなどで共同生活をする居住の場を提供しています(有料)。「できることは自分で」をモットーに、必要に応じて食事や家事など日常生活に係る援助をしています。

支援条件


自立訓練(生活訓練)については、県内在住で自立支援医療を受給されている方、もしくは、障害者手帳を所持している方。グループホームについては、主たる対象者は障害支援区分2以下の方。

生活介護については、50歳未満は障害支援区分3(施設入所支援を併せて利用する方は区分4)以上の方。50歳以上は障害支援区分2(施設入所支援を併せて利用する方は区分3)以上の方。その他、生活介護における共生型地域密着型通所介護については県内で初めて取り組んでいます。詳しくはお問合せください。

支援申込方法


関連する相談機関や病院のケースワーカーからの紹介もしくは事前に連絡をして、見学や利用に関する調整をお願いしております。

支援申込連絡先


名称 NPO法人ピアサポートセンターひといろの実
ふりがな NPO法人ぴあさぽーとせんたーひといろのみ
所在地 〒710-0846 倉敷市上富井88
電話 086-441-9822
受付時間 10:00~16:00 (月・火・木・金曜)
FAX 086-441-9822
e-mail
URL http://hitoiro-no-mi.org
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